保育日記

豆まき

             

2月3日(木)に豆まきをしました。

例年、鬼に扮したお父さまがホールで大暴れしてくださるのですが、昨年からコロナ禍豆まきになっています。昨年は紙の二次元鬼に豆を投げつけていましたが、今年は職員が鬼になって各クラスに突撃しました。突如現れた鬼に、「おにはーそと!」というよりも、「あっちいけー! こっち来るー!」という方がぴったりの応戦ぶりでした。あまりの怖がり様に、かわいそうなのでは・・・と思いますが、なぜこのような体験が必要なのか、以前講演に来てくださった絵本作家の方がこんなお話をしてくださいましたので要約してご紹介します。

『昔話などによく出てくる鬼や鬼婆、天狗や河童や雪女など、子どもは心底怖がります。子どもはたくさんの恐れを心に持っています。それは鬼や天狗などの魑魅魍魎の類であったり、あるいは未知なものや偉大なものに対する畏敬や畏怖といった畏れもあります。そういう「おそれ」を抱くことや目に見えないものを信じる気持ちは、はおごらず謙虚さを持つことにもつながる大切なことです。大事なことは、子どもが心から怖いと思う体験をしてそのおそれに大人も共感してあげ、どのようにしたらこの恐れを乗り越えていけるかを教えてあげることだそうです。恐ろしさを克服していくということは、真実に一歩一歩と近づいていくことで、子どもの自立にとって大変重要なこと、とのことです』

動画サイトの方で、各クラスの豆まきの様子をアップしてあります。逃げ回る子、泣き出す子、無我夢中で投げつける子、鬼の後ろ側に回って投げつける子、保育教諭に抱きつく子、隅っこでジーっと見ている子、まったく怖がるそぶりもなく落ち着いて投げ続ける子、などなど、子どもたちの反応は様々です。豆まきの日に、お子様がおうちの方にどんな話をしてくれたのでしょう?  動画がお子さまとの会話を膨らませる一助になればうれしいです。

たんぽぽ

こんにちは 「ばあ~」

せんせい こわいよ~ だいじょうぶ先生が守ってあげるよ

 

 

 

れんげ

こわくないよ!

えい!

 

つくし

こわいよー

こわくないよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

花組

 

うわあ~おにだあ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月組

きゃー!にげろー!

 

 

強そうでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

雪組

がおー!

エア金棒でやっつけるぞ!

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