イタリア初の女性医学博士であり、教育者である「マリアモンテッソーリ」が鋭い洞察力と感性で子どもを観察することによって導き出した医学的、科学的に裏付けされた教育法です。現在でも世界各国で実践されています。
各クラスにモンテッソーリ教育ディプロマを取得した教諭が配置されており、群馬県では珍しい「モンテッソーリ教育」を本格的に取り入れた園です。「やりたい」「知りたい」という子どもの成長の源である興味・探求に答え、「できた!」「もっと!」の経験を積み重ねる環境の中で、6歳までに自己肯定感を確立させます。
モンテッソーリ教師(0〜3歳)有資格保育教諭・・・4名(R2年度1名取得中)
モンテッソーリ教師(3〜6歳)有資格保育教諭・・・8名(R2年度1名取得中)
マリア・モンテッソーリ
(1870〜1952)
生まれてから3歳までのこの期間は、人間になるための次の3つ機能を獲得する大切な時期です。
「手を使い(微細運動)、二足歩行(粗大運動)をし、言葉(言語)を使う」そのための活動を発達に合わせてたくさん行っていきます。
微細運動
手や指、腕を使い細かい作業ができるようになるための活動です。たたく、にぎる、つかむ、つまむ、はがす、ちぎる、やぶく、など
粗大運動
手足や胴体の筋肉を使った大きな全身運動です。頭を持ち上げる、寝返る、這う、立つ、歩く、走る、ジャンプするなど
言語活動
赤ちゃんは、生まれながらにして話し言葉を習得するメカニズムをもっています。この時期にたくさんの言葉を吸収して表現のツールとしての話し言葉を身につけます。
0-3歳までに無意識的に吸収したあらゆるものを意識的に分類整理し秩序化していく作業行う時期です。ある特定に物事に対して強烈に興味・関心を持ち、そのことにこだわって気が済むまでやり続ける敏感期が到来します。それは貴重な学びや成長のチャンスですので、次の5つの分野別に子どもの「やりたい、知りたい」を満足させる環境を提供します。
日常生活の練習
子どものサイズの身の回りの生活用具を使い毎日の生活に必要な基本的動作や技術を身につけることによって、自分の体が思い通りに動かせるようになり、年齢に応じた自立を助けます。
ぬいさし
あけうつし
感覚教育
2歳〜6歳は、感覚教育の敏感期ともいわれています。この時期に感覚体験を数多く行うことで、五感がさらに洗練され、幅広い知的活動への土台となります。
3項式
ひみつ袋
言語教育
言語の習得は聴覚が備わる妊娠7ヵ月から始まっています。乳幼児期は、環境からたくさんの言語を吸収し、豊富な言葉を身につけ、表現力の基盤を養う大切な時期です。
文字ならべ
小さい黒板
数教育
具体物を使っていろいろな方法で「量の体験」をします。
子どもの興味を背景にして、数に触れる環境が整えられていきます。その経験を基に、生活の中にある様々な「数」に気づき「数」を認識していきます。
赤い玉(偶数と奇数)
銀行あそび
文化教育
より良い明日を目指すためにも、まず、自分の属する社会の文化を身につけ、そして、それ以外の文化も知りながら様々な価値観を理解しようとすることを目的としています。社会、理科、音楽、美術等の教科に続いていきます。
生命の歴史
世界地図パズル